設立の目的
雇用環境の急激な変化、高齢化に伴うキャリアの長期化など、キャリアコンサルタントが個人に対するキャリアカウンセリングだけでなく、キャリア形成やキャリアコンサルティングに関する教育・普及活動、職場等への環境への働きかけなどが地域社会のインフラとして必要とされる将来が間近にきています。
現在、全国で4万1千人(2019年3月末現在、キャリアコンサルティング協議会調べ)を超すキャリアコンサルタントがいる一方で、キャリアコンサルティングを実際に受けたことがない人が養成講習を受講してる実態や、資格取得後の実務経験が積めないためにキャリアコンサルタントとしてのキャリア形成ができず立ち往生している人が大勢いたり、2級技能士の次のステップとしての1級技能士の資格取得においても指導経験を積みにくい、という問題を抱えています。
そこで、キャリアコンサルタント支援協会は、キャリアコンサルタントの養成に関わる各団体等の所属団体の枠を超えて、ロールプレーではなく、「実際の経験」を積むことで、各人が次のステップに一歩を踏み出すことができるように、経験の場を提供していきたいと考えています。
このようにして、キャリアコンサルタントの資質向上及びキャリアコンサルティングの周知・普及啓発を図り、日本社会に貢献することを目的としています。